香山氏の危惧 - Aquarius

香山氏の危惧 



「勝間さん、努力で幸せになれますか」でははなかなか香山リカ氏と勝間和代氏がかみ合わないようでした。
精神的に疲れている人と日頃接している香山氏は「皆、一緒に頑張ろうよ~」
と元気いっぱいの勝間氏に対してずっと違和感を抱いていて、
それは対談を終えた後もぬぐい切れなかったようです。

前提にしているのが香山氏はうつ気味の人たちで、勝間氏は能力とやる気がある人たちだからでしょうか。
幸せの例えに勝間氏は高価なモノを買って使う、というもっぱら物質的な例を挙げるので、
ますます香山氏の共感を得らなかったというか、誤解を招いていたようです。

ただ、香山氏が感じているほど両氏の間には大きなギャップはないのではないか、と私は感じました。
より良い、住みやすい社会社会を望んでいるという点ではお二人とも似たものを目指しているのでは。。。
違いがあるとしたら、それは「競争」についての考え方なのではないかと思います。

香山氏は「効率」という言葉に拒否反応を示していましたが、それは競争社会が求める効率化によって、
いかに人々がくたびれているかよく知っていて、危惧しているようです。
それに対して、勝間氏は頑張り過ぎてはいけないことを経験的に知っているものの、
競争が社会全体にもたらす弊害について心配している様子はありませんでした。
関心がいかに効率よく競争を勝ち抜くかにあるからでしょうね。
(勝間氏も現在の資本主義はもう限界に来ているとも言っていますが。)

香山氏は精神科医として様々な患者を診ているので、小説「モモ」に描かれているように、
経済システムが人々に与える精神面のダメージを深刻に受けとめているようでした。
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