United Religions Initiative (宗教連合イニシアチブ) - Aquarius
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United Religions Initiative (宗教連合イニシアチブ) 



写真はシェア・インターナショナルのサイトより
http://www.share-international.org/magazine/old_issues/2018/2018-07.htm#correo

世の中にはいろいろな宗教があるけれど、それぞれの信者の間にはほとんど交流がない。

このことに気づき、宗教の間の橋渡しをしたいという思いで、あるアメリカ人が立ち上げたのがURI(宗教連合イニシアチブ)というネットワークです。

URIは現在、約270の宗教と約85の部族グループの草の根の人々によって構成されています。

人々は「協力の輪」をつくり、様々な地域の問題や国際的な問題に取り組んでいるとのこと。

創始者であるウィリアム・スウィング司教のインタビュー記事が下記サイトにあります。

https://mgz.sharejapan.org/2018/07/politics_etc/1017

スウィング司教がURIをつくるきっかけとなったのは1993年、国連の50周年を記念する礼拝をサンフランシスコにある教会で行ったことです。

記念行事には各国の大使と各国の宗教指導者が集まり、スウィング司教は各宗教指導者に連絡す役割も国連から頼まれました。

依頼を受けて、世界の宗教はお互いに交流をしてこなかったことにスウィング司教は気づいたと言います。

国連誕生からの50年間、世界の国々はより良い世界を目指し、日々集まっていたけれど、世界の宗教は話し合ってこなかった。

国際連合(United Nations)があるのなら、宗教連合(United Religions)があってもいいのではないか、と思いついたらしいです。

当初、スウィング司教は United Religionsをつくるため、各宗教指導者に協力を求めましたが、全員に断れられたようです。

それは、ピラミッド型の組織のトップに立つ宗教指導者は、「我々の信仰が一番の信仰」という立場を取っているからだそうです。

その立場を守っている限り、宗教指導者同士が同じ土俵で対等に、民主的に話し合うのは無理であることをスウィング司教は知りました。

それで宗教のピラミッドの下にいる普通の人々の間の交流をはかるようになったようです。

今では「奇跡的」にサウジアラビアでスンニ派、シーア派のイスラム教徒とキリスト教徒が共に活動しているとのこと。

スリランカでは今年、仏教徒がイスラム教徒の家やモスクを破壊するという暴動がありましたが、その後、URIの協力の輪が地域の再生のために働いているそうです。

またエボラウイルス病が流行した西アフリカでは、イスラム教徒とキリスト教徒が相手側への献血を渋るということがあったようですが、URIは打開策とし誰もが血液を提供し、受け取ることができる血液バンクを立ち上げたとのこと。

普通の人々の活動が世の中を動かす真の力になり、とても勇気づけられる、とスウィング司教は話しています。

テーマ: 雑学・情報  ジャンル: 学問・文化・芸術

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